2016年06月05日
四方を緑に囲まれた聖山公園には、様々な生き物たちが暮らしています。
中にはちょっぴりこわそうな、こんな生き物も…
アオダイショウは、ナミヘビ科に属する、日本では最大級の爬虫類です。
冬眠から覚める春から秋にかけて行動し、腹面の蛇腹を使って器用に木登りや壁登りもこなします。
脱皮を繰り返して、大きいものでは2メートルを超える長さにまで成長します。
欧米では「ジャパニーズラットスネーク」と呼ばれる通り、ネズミやカエル、鳥の卵やヒナなどを餌とする肉食動物ですが、毒を持たず、性質はシマヘビ(聖山公園にも生息)やマムシ(聖山での目撃記録なし)に比べて比較的おとなしく、身の危険を感じない限り積極的に攻撃してくることはありません。
ひなたぼっこが好きなヘビですので、園内で出会ったときは、驚かしたり、不用意に手を伸ばしたりしないよう、そっと観察してください。
墓域内に居るなどでお困りの場合は、公園管理事務所にお知らせ願います。